若造のオレ(以下オレ様)が言うのも難なんですが、人生には引き際というのが大切だと思います。
人の上に立つ人であればその影響力は大きいですし、その意味では引く際に後継者を残すこともまた重要であると思います。
その点で、完璧な引き際を演じたのは
千代の富士であると思うわけです。
今でも鮮明に残る引退劇は見事としか言いようがございません。
1991年5月場所、幕内下位ながらも18歳という若さで昇進してきた貴花田と初日での対戦、それまで最強、無敗とも言えた千代の富士はここで黒星をつけられる。その2日後には引退表明。
-とまぁ、見事に「次のヒーローは貴だっ!」と言わんばかりの引退で、相撲人気はさらに拍車が掛かったわけです。
しかし一方、貴花田(貴乃花)といえば逆に怪我をし~の、欠場し~のでグダグダと居残ったうえに様々なスキャンダルも巻き起こし、非常に格好の悪い横綱として君臨(というのか??)しました。
今でも思います。「どうせ八百長の世界なんだから、千代大海が出てきたときにやめれば良かったのに」と。そうすれば強いだけで人気のない、
←こいつ
が唯一の横綱なんてことは無かったのではないかと・・・・。
まぁ、そんなこんなでやはり引き際というのはその業界にとって重大な問題なわけです。本人だけの問題では無いのではないかと。
そろそろ年の瀬が近づいて来たわけですが、皆さんは紅白を観ますか?
あまり見る人は居ないんではないでしょうか?
←こいつや
←こいつ
のような、しゃがれた声でいつまでも居座る「大御所」が居たのでは紅白の存続自体が危うくなると思うわけですよ。これはかなり前から言われてたことでもあると思うんですが、いくら人気があるとは言え、格闘技しか観られない大晦日が寂しく思われるわけです。
そうそう、もう一人いました。今年限りで辞めて頂きたい人間がもう一人。
←こいつ。
ちょうど時期ヒーローが2人も現れたところです。これでもし来年、こいつが勝つようなことがあればそれこそ大変です。辞められません。貴乃花みたいにズルズルと居座ることだけは勘弁願いたい。後が支えてますから。